オリンパスは損失隠し問題で窮地に立たされています。
しかも主力事業の内視鏡の工場の拠点は福島。ダブルパンチです。
しかしそのオリンパスがM&A市場では高い評価を受けているようです。
技術力はもちろんですが、オリンパスの「見えない資産」を手に入れたいのです。
「見えない資産」とは、内視鏡を売る”仕組み”です。
内視鏡で世界シェア7割以上を締め、各国の病院に太いパイプを持っている。
内視鏡を使う先生方にはオリンパスファンが多いそうです。
なぜか。
理由はサービス力。
繊細な内視鏡には常に微調整が必要です。
細かい要望にオリンパスのサービスマンは応えてくれるのです。
人脈やサービス力。これが他社製品に乗り換えない理由の様です。
物をつくる力はもちろん大事ですが、グローバルに展開する場合「仕組み」をつくることが大切です。
優れた仕組みは”もの”の価値を何倍にも引き上げます。
今世界のIT業界が固唾を飲んで見守る「仕組み」がスマートテレビです。
テレビがネットから番組や音楽、ゲームを取り込める。
第3のデジタル革命といわれるこの「仕組み」をつくろうとしているのが、アップルとグーグルです。
ネットから音楽を取り込めるiPodでのアップルの功績は素晴らしい功績です。
このような「仕組み」を作るのが得意だったのがかつては日本企業でした。
ソニーはCDを発売した当時LPレコードを収益源としていた世界のレコード会社は冷淡だった。
しかしカラヤンの協力を得てレコード業界を説き伏せCDを世界に広めた。
コマツはGPSを使った建機可動管理システムにより、世界中のショベルカーの稼働中の台数や燃費をオンラインで把握し需要予測にも役立てる。
いいものさえ作っていれば売れた時代は終わりました。
こういった世界を巻き込む「仕組みづくり」の遺伝子が甦れば日本の製造業は再び躍動するでしょう。
しかし、この「仕組み」が難しいんですよね。
※ほとんど日経の「日本の企業力」からの抜粋です。。。。。。。
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